関西NGO大学

世界の今を知り、これからを考え、行動につなげる「市民による学びの場」

smallndai 「関西NGO大学のあゆみ」を作成しました

 この度、関西NGO大学運営委員有志が集い、「市民による学びの場」として、1987年から2017年2月まで開催された「関西NGO大学」の30年間のあゆみをふりかえる活動の記録をまとめ、冊子として編集・発刊いたしました。

 関西NGO大学運営委員会は2017年から今後の活動について話し合いをはじめ、継続に向けていくつかの試みを行いましたが、2021年には運営委員会としての活動を終了することになりました。関西NGO協議会の事業としても終了となります。

 講座開講中は、発題者のみなさまをはじめ、多くの受講生の参加を得て、充実した講座を実現できたと自負しております。また、参加者あるいは運営委員としてかかわっていただいたみなさまには、本誌をご覧いただくことで、NGO大学の学びを改めて振り返っていただくことができると思います。

 30年の講座運営の中で育まれた多くの人材と人のつながりが、これからの市民社会をよりよいものに育てていくことを祈念するとともに、御礼をかねてお送りいたします。ご高覧いただければ幸いです。

関西NGO大学運営委員会

Email: kansaingodaigaku2021@gmail.com

 冊子制作責任者 : 荒川共生
事務とりまとめ  : 佐久間量子
大総まとめタスクチーム:
荒川共生、石崎雄一郎、一井リツ子、
片岡法子、栗本知子、佐久間量子、
田中綾、中村亜矢子、浜本裕子、山下奈美

smallndai【今後のつながり】
2021年5月、関西NGO協議会の総会において、運営委員が「関西NGO大学のあゆみ~“市民による学びの場”の30年~」と題して、これまでの活動を報告しました。その後、オンラインで同窓会が行われ、30名以上が参加。久しぶりの親交を楽しみました。これからもつながりを継続するしくみが必要ということで、当日のうちにFacebook上に「N大同窓会」(招待制)というグループが立ち上がりました。

https://www.facebook.com/groups/ndaireunion

今後も、ゆるやかな情報交換などつながりを継続していければと考えています。以下のメールアドレスにご連絡をいただいても結構です。周りにN大に参加、関わった方がおられましたら、どうぞお声がけください。

kansaingodaigaku2021@gmail.com

【関西NGO大学について】
市民の国際理解、地球的な課題への理解を深め、国際協力活動の主体は一人ひとりにあるとの認識のもと、各自が果たすべき役割について考え、判断できる人材を育てることを願って実施している、参加者主体の講座です。関西NGO協議会の主催により1987年以来毎年開講し、今年で30回目を迎えます。大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山・三重をはじめ、徳島・愛知・石川・岡山・大分・新潟・東京など関西以外の地域からも参加者が訪れています。

■世界の“いま”を知り、“これから”を考える講座です。

■国際理解や地球的な課題の理解を深め自ら考え行動する人を育てます。

■宿泊形式でじっくり多角的に学びます。

■参加者主体の講座です。

■30年の歴史と実績のある講座です。

■NGOの担い手を育てます。

関西NGO大学のあゆみ
~市民による学びの場の30年~

 <目次>

はじめに :数字で見るNGO大学 → こちら

第1章 :NGO大学とは?
全体テーマ/キャッチフレーズの変遷から考える
1.NGO大学は当初、何をめざしたのか
2.第1期の講座内容~NGOスタッフ養成講座~
3.第2期~7期の講座の変化
**~スタッフ養成講座から第三世界理解講座へ~
4.第7期以降の変化~課題理解から
***「私とのつながり」「足元を見つめ直す」へ~
5.NGO大学の目的
6.NGO大学の実施概要
7.講座内容 ~第23期関西NGO大学の場合~
8.講座の特徴・ポイント
9.NGO大学30年間の講座一覧
10.NGO大学は何を目指し、何を学んできたのか
***~各回テーマと発題者の分析~
11.NGO大学の終盤
12.発題者/修了生のコメント
13.数字で見るNGO大学
***~参加者、運営委員、助成団体、発題者~
14.浜本裕子氏 インタビュー
***(元関西NGO大学副校長)
15. 番外編~アドバンスドコース~

第2章 NGO大学という“学びの場”の作り方
1.NGO大学の組み立て方
**1年間の作業行程 / 運営委員の構成 ・担当/
**合宿 / 広報戦略 / 報告書作成 /
**講座後の運営委員会 / 評価会
2.NGO大学の主軸
***~その考え方、組み立て方、手法について~
**気づき→学び→行動」のプロセス / 学びの手法
**ワークショップという言葉 /
**グループディスカッション / ウーリーシンキング
**貿易ゲーム・N大バージョン
3.行動へのしかけ~グループワーク~
4.多様な行動のかたち
***~グループワークから見るNGO大学~
5.何に取り組んだのか~グループワークの分析~
**微力は無力ではない / 足元の問題に取り組む
**“マイノリティ”というテーマ
**当時の社会背景に関連したテーマ/
**講座内容に影響されてできたグループ
**その後のNGO大学の運営に影響したグループ/
**NGO大学の運営について考える

第3章 さらなる学びを求めて 
***~運営委員会という“人材育成”の場~
1.運営委員とは
**役割の変遷 / 組織運営を学ぶ場
**運営委員の役割 / 運営委員の実際
**NGO大学におけるファシリテーションについて
**数字で見る運営委員
2.運営委員を経験して
***~学んだこと・印象的だったこと~

第4章 私にとってのNGO大学

資料編  メディア掲載資料、パンフレット、並列年表
****参考文献、引用資料など

あとがき 「ひとまずの終わりに」 藤野達也

編集後記  「“人のつながり”が持つ力」
*****「もうひとつの“編集後記”
*********~つなぐということ~」


smallndai最新情報は→ 「NGO大学のフェイスブック」へ

smallndaiNGO大学ブログ」へ

smallndai2NGO大学の動画CM → こちら

N大ツイッター↓ フェイスブック↓
N大ツイッター N大フェイスブック

***
ndai_mailad

関西NGO協議会とは・・・

関西地域に拠点をおいて国際協力活動をおこなうNGO間の連携を促進し、それぞれの活動がより充実することを目的とした、ネットワーク型NGOです。この目的を実現するために、関西NGO大学の開催のほか、NGO相互の情報交換や学習会、外務省やJICAなどへの政策提言活動、国際協力やNGOに関する相談の受付や、資料・情報提供などをおこなっています。現在、約35の国際協力NGOが加盟しています。

■ 関西NGO協議会のウェブサイト →こちら

コメントは停止中です。