どうすれば持続可能!?
~経済成長からの途中下車~
大量生産、大量消費のマッチョな20世紀的生活はもう限界!
いまの生活が持続可能??エネルギー・食などの様々な側面から
地域循環型のクリエイティブなくらしについて一緒に考えてみましょう。
第5回チラシのダウンロード →こちら
【日時】 2015年1月17日(土) 19:00~ 18日(日)15:00
【発題者】 田中 優さん
未来バンク事業組合理事長、天然住宅バンク理事長、ap bank理事、
一般社団法人天然住宅協働代表、NPO法人日本国際ボランティアセンター理事
【田中 優さんプロフィール】
1957年東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などのさまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」「天然住宅バンク」理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「ap bank」理事、「一般社団法人天然住宅」共同代表を務める。立教大学大学院、横浜市立大学の非常勤講師。著書『シリーズいますぐ考えよう!未来につなぐ資源・環境・エネルギー①~③』岩崎書店『環境教育善意の落とし穴』大月書店ほか多数。
【田中優さんから参加者へのメッセージ】「自分の足で立つから生きることは面白い」
海外に興味を持つ若者が減っているそうだ。それ以前に自分の生活が目一杯で、親の仕送りも減ったし、学んだとしてもそれが将来に役立つとも限らず、就活もままならない。「自分探し」と言ってみても結局のところ、「一芸」みたいな資格探しに終わっていく。自分ばかりが社会に取り残されるみたいで、何をしてるんだろうと。そんなときに海外の話なんかされても、それどころじゃないんだと思う。
「社会に適応できない人が増えている」と言われるが、逆だと思う。こんな社会に適応なんかしない方がいい。無理してブラックバイト、ブラック企業に就職なんて良いことなんてひとつもない。それより自分で生きていける能力を磨こう。社会に適応して丸くなるより、尖った個性のまま生きよう。
「簡単じゃない」って?
だから面白いんだ。でも正直言えば決断が難しいだけで、やることはそんなに難しいことでもない。自分を信じるのが難しいだけで、自分の思うとおりに生きることは楽しみではあっても苦しいものではない。
それよりこれまで頭に詰め込んでしまった常識を崩すことが難しいのだ。周りの人と同じでないと安心できない。カネを稼がないと脱落者と思われる。どこまでいっても他者の視線からでしか自分を確認できない。
そんな人に、この講座を受けてほしい。今までの枠組みを超えて、別な社会の枠組みで生きていくことも可能だ。作るべきことは、これまでの枠組みとは違った社会の仕組みだ。自分でインフラを作って、生き心地の良い社会を作れないか?
社会にぶら下がるんじゃなくて、社会を作っていく側になること。それこそがこれから先の未来に必要なことなんじゃないか。
1994年 日本初のNPOバンクである「未来バンク事業組合」を設立。
2003年 「ap bank」設立に参加。
2008年 非営利の住宅会社「一般社団法人 天然住宅」設立。
2013年 「自エネ組」顧問。
自分の足で立つから生きることは面白いのだと思う。
【内容】(一部変更する場合もあります。)
※田中優さんは1日目、1月17日(土)セッション1のみのご登壇となります。セッション1の後の交流会にはご参加の予定です。
<1月17日(土)>
18:30~ 受付開始
19:00~ オープニング(ねらい、流れなど)
19:10~ セッション1 「非循環型社会の仕組み」
21:30~ 交流会
※参加者、発題者、運営委員の交流の場(自由参加です)
<1月18日(日)>
08:00~ 朝食、おそうじ
09:00~ セッション2 「実践!持続可能な社会のつくり方」
11:30~ 昼食・休憩
12:30~ セッション3 「グループワーク」
15:00~ 終了
【会場】 小林聖心女子学院ロザリオ・ヒル マイヤーホール
(宝塚市塔の町3-113) →地図
最寄駅 : 阪急今津線「小林(おばやし)」駅
※阪急西宮北口駅から宝塚行きの電車に乗ってください。
【参加費】 11,500円 (1泊、朝・昼食含む)
・部分参加も可能です。お問合せください。
【お申し込み】 関西NGO大学のホームページ 『申込みフォーム』からお申し込み下さい。
こちら → http://ndai.net/?page_id=5